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「柳河」 |
Description:
北原白秋詩、多田武彦曲 混声合唱組曲『柳河風俗詩』より第1曲「柳河」
もうし もうし 柳河じゃ 柳河じゃ 銅の鳥居を見やしゃんせ 欄干橋を見やしゃんせ <ぎょしゃは喇叭の音をやめて 赤い夕日に手をかざす> 薊の生えたその家は奮い昔のノスカイヤ 人も住まわぬノスカイヤ
裏のBANCOに居る人は、あれは隣の継娘 水に映ったその影は 母の形見の小手鞠を 赤い毛糸でくくるのぢゃ 涙片手にくくるのぢゃ
もうし もうし 旅のひと 旅のひと あれ あの三味をきかしゃんせ 鳰の浮くのを見やしゃんせ <ぎょしゃは喇叭の音をたてて 赤い夕日の街に入る> 夕焼小焼 明日天気になあれ
(2008-9-28 第71回定期演奏会)
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